沖縄でハブに遭遇した時の対処法
ハブは、石垣や瓦礫、草むら、側溝や下水、小川の近く、森の中など、涼しくて湿りけが適度にあって、身を隠す空間がある場所を好むので、そういった場所には近づかないようにしましょう。
こんにちは、サーフサイドの佐藤です。
天気予報によれば、沖縄は明日からしばらく雨模様のようです。
そんな梅雨真っ只中の沖縄、湿度の高い雨降りの日に、沖縄旅行者の人に気をつけてもらいたいことがあります。
そう、「ハブ」です。
今朝、お客さんから「このへんにハブって、いるんですか?」って聞かれたので、今日は、沖縄でハブに遭遇した時の対処法をお伝えしておこうと思います。
沖縄県には、毒蛇ハブが生息しています
1960年代後半頃は、1年間に500人以上の人がハブに咬まれていましたが、現在ではハブ、サキシマハブ、ヒメハブ、タイワンハブの4種類あわせて約100人前後に減少しています。
治療法が改善されたため、命をおとすことはほとんどなくなりましたが、咬まれたあとに後遺症を残す場合があります。
沖縄県では、ハブの活動が盛んな5、6月に「ハブ咬症注意報」、そして10、11月を「ハブ咬症防止運動月間」として県民に注意を呼びかけています。
~沖縄県公式ホームページから引用~
ハブに遭遇した時の対処法
こんなことを聞くと「沖縄はハブだらけなんだ!」って思う人もいるかもしれませんが、そうそうめったに遭遇することはありません。
ハブは夜行性だし、南国の生き物のクセに暑さに弱く、太陽に30分も当たっていたら弱って死んじゃうこともあります。
だから、太陽サンサンの真昼間には、まず遭遇することはないんですね。
注意しないといけないのは、夜間や雨の日。
万が一ハブに遭遇した場合は、静かに見守りながらそーーーと立ち去りましょう。
むやみに騒ぎ立てたり、こっちから棒で攻撃しようものなら、反撃モードになって襲いかかってきます。
沖縄の食物連鎖の頂点に君臨するハブ、その攻撃力は相当なものです。
まとめ
こんな話をすると沖縄に来るのが、心配になる人もいるかもしれませんが、冒頭に書いてあるハブのいそうな場所に近づかなければ、たぶん大丈夫です。
ちなみに僕は、沖縄16年住んでいて、車に轢かれてペシャンコになったハブは見たことありますが、生きたハブに遭遇したことはまだありません。