沖縄の七草粥で、疲れた胃腸をいたわってみては
こんにちは、沖縄で犬も泊まれるB&B(洋風民宿)やっています。
北海道出身、沖縄在住歴16年、サーフサイドの佐藤です。
昨日は、普天間宮に初詣に行ってきました。
三が日終わっても、まだまだ混んでいました、神さま人気炸裂ですね。
そして明日は、1月7日、七草の日ですね。
正月クワッチー(ご馳走)で疲れた胃腸をいたわるために、七草粥を食べようと思っている人もいるんじゃないでしょうか?
七草(ななくさ)は、人日の節句(1月7日)の朝に、7種の野菜が入った粥を食べる風習のこと。
元々の「七草」は秋の七草を指し、小正月1月15日のものは「七種」と書く。
この七種も「ななくさ」と読み、一般には7日正月のものを七草と書くなど、現在では元々の意味がわからなくなり、風習だけが形式として残った。
これらの事から、人日の風習と小正月の風習が混ざり、1月7日に「七草粥」が食べられるようになったと考えられる。
(Wikipedia「七草」より)
沖縄でも、スーパーで一般的な七草粥のセットが売ってますが、沖縄の伝統的な「七日の節供(ナンカヌスク)」では中身が異なります。
内地では、春の七草(せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ)で七草粥を作りますが、そこは沖縄、一味違います。
沖縄は、季節の気温差が少なく、草花が年中を通して変化がほとんどないので、普通に食べられている野菜・野草を使った七草粥になります。
粥と言っても、沖縄で言うところのボロボロジューシー、つまり雑炊です。
具材は、シマナー(高菜)、ンスナバー(フダンソウ)、デークニバー(大根の葉)、ジービラ(ねぎ)、フーチバー(よもぎ)などを中心にした雑炊です。
その雑炊を仏壇や火之神に供えて、無病息災を祈ります。
そんなわけで、胃腸がお疲れ気味の人は、沖縄の七草粥もお試しあれ~ってはなしでした。
ゆるく楽しくいきましょう