【沖縄と本土の違いって?沖縄と本土の違いって?】個性的な結婚式のはなし
沖縄で愛犬との旅を応援しています。
北海道出身、沖縄在住歴15年、なんとなく住みついた沖縄が好きになって、恩納村でペットと泊まれる宿をやっています、サーフサイドの佐藤裕介です。
ちなみに、愛犬がいなくても、犬好きならどなたでも大歓迎です。
先日、友人夫婦の結婚式に出席してきました。
うちの娘ちゃんは、沖縄の結婚式初体験です。
半ズボンに蝶ネクタイしてる新郎は、メジャーデビュー経験のあるバンドマン。
沖縄青春パンクの雄、元「桜なだれ」のセージ。
今は、嘉手納町で奥さんと一緒に、個性的な唐揚げ屋さんをやっています。
沖縄インディーズバンドが歌うLet it go(笑)
バンドマンの余興って、パフォーマンスのレベルが高くて面白い。
琉球ドラゴンプロレスリングの余興は、ステージから場外乱闘に発展。
逆水平チョップの炸裂音が鳴り響く結婚式って、
はじめての体験(笑)プロレス好きには、たまりませんでした。
ちなみにグルクンマスクさん、このあと素顔に戻って同じテーブルに座ってた。
沖縄の結婚式って、とってもエンターテイメント。
他にも、本土と違うところがあるんで、ざっくりと紹介します。
・参加人数
本土の人が、沖縄の結婚式に出て、一番びっくりするのが参加者の多さ。
300人くらいは当たり前、今回もだいたいそれぐらい、500人を越えるってこともあります。
500人って芸能人並みだけど、沖縄では普通の人でもやっています。
・ご祝儀
通常は1万円。
本土だと、3万円くらい包みますよね。
でも、沖縄の場合、一人当たりの料理の費用が抑えられているため、1万円で済むのかも知れません。
ただ、これだけ参加者が多いんで、十分元は取れるってわけです(笑)
・余興
冒頭でふれた余興、沖縄の結婚式の最大の特徴であり、醍醐味。
本土の結婚式でも友人代表で余興はやったりするけど、沖縄は友人や職場の同僚が総出でやります。
ほとんどの沖縄男性は、余興ネタを持っていると言っても過言ではないはず。
高砂席の反対には、立派な舞台があって、余興をやる人はそこでパフォーマンスを披露します。
最初は「かぎやで風」って琉舞の演目を新婦の親戚の女性が舞い、その後は次から次へと様々な出し物が披露されます。
歌あり、踊りあり、寸劇あり、事前に職場総出演で製作されたビデオなんかが流されたりすることもあります。
そして、この余興のパフォーマンス、レベルが高いです。
結婚式は、余興を見に来るといってもいいくらいです(笑)
余興が盛りだくさんなんで、必然的に披露宴も長時間、3時間を越えるなんてザラです。
・カチャーシー
沖縄では、お祝いの席やお祭りで、最後に必ず踊る「カチャーシー」。
両手を頭の高さまで持ってきて、手のひらをヒラヒラするあれです。
主催の挨拶が終わったら、たいていどっかのタイミングで「唐船ドーイ」って曲が流れてきて、みんなで踊りだします。
おばあが、ニコニコしながら、気持ちよく踊っている姿を見ると、本当に幸せな雰囲気になりますね。
そんなわけで、沖縄の結婚式はこんなだよ~ってはなしでした。