ペットと旅行
/2015.05.12
【沖縄初心者必見】海辺に生えているパイナップルみたいな実のはなし
こんにちは、沖縄で愛犬との旅を応援しています。
北海道出身、沖縄在住歴15年、なんとなく住みついた沖縄が好きになって、恩納村でペットと泊まれる宿をやっています、サーフサイドの佐藤裕介です。
ちなみに、愛犬がいなくても、犬好きならどなたでも大歓迎です。
ある木の実を見た観光客の人が、「わあ、パイナップルだー!」って勘違いしている光景を万座毛あたりでたまに見かけます。
いえいえ、アダンの実です。
アダンは、タコノキ科タコノキ属の常緑小高木。
アダンの実とパイナップル、ゴツゴツした実は、たしかにそっくり。
そりゃあ、勘違いするのもしょうがない。
ちなみに、パイナップルは、地面に生ります。
しかし、このアダンの実 そもそも食べられるものなのか?
ヤシガニは、好んで食べるけど…
調べてみたら、八重山地方では、アダンの柔らかい新芽を法事などの特別な時に料理する習慣があるそう。
新芽の見た目はタケノコのようで、意外にも癖がなく、軟らかい食感で豚肉との相性が良く、特に炒めものが美味しいらしい。
人が、食べても大丈夫ってことです。
その昔、小さな離島がたくさんある八重山では、海が荒れると何カ月も船を出せず、食料が足りなくなることも多かった。
そんななかアダンは、貴重な食料で、沖縄の人々の生活に欠かせないものだったんですね。
そんなわけで、【沖縄初心者必見】海辺に生えているパイナップルみたいな実のはなしでした。