サーフサイド沖縄

沖縄旅行・お役立ち情報
/
2015.04.28

「もったいない」の心から生まれた沖縄の伝統料理「○汁」のはなし

こんにちは、沖縄で愛犬との旅を応援しています。

北海道出身、沖縄在住歴15年、なんとなく住みついた沖縄が好きになって、恩納村でペットと泊まれる宿をやっています、サーフサイドの佐藤裕介です。

ちなみに、愛犬がいなくても、犬好きならどなたでも大歓迎です。

 

沖縄の食堂は、汁物のメニューが豊富です。

みそ汁、魚汁、牛汁、馬汁、中身汁、山羊汁、イラブー汁、むじ汁、いなむどぅち、アバサー汁、イカスミ汁、アーサ汁、あひる汁、ひーとぅー汁、などなど思い浮ぶだけでもこんなに。

で、見た目のインパクトで言ったら…

 

 

やっぱり「骨汁」

 

骨汁は、豚の肉つき骨を野菜とスープでじっくり煮込んだもの。

もともと豚骨は、沖縄そばのダシを取った後には廃棄されていた。

でも、その豚骨に、少量ながら付いている旨味の詰まった肉が、「もったいない」って考えて、創り出されたのが「骨汁」ってわけです。

そんな骨汁も今や、沖縄の伝統料理と言っても過言ではないはず。

 

お味のほうは、濃厚なのに、しつこさがないスープ、豚骨を長時間煮込んだからこそ出る味です。

ショウガやコーレグースー(唐辛子の泡盛漬け)を入れたら、また違った味を楽しめます。

骨汁を食べ終わった後に残る、骨の残骸を見ると、インパクトのある料理だと実感しますね(笑)

 

そんなわけで、「もったいない」の心から生まれた沖縄の伝統料理「骨汁」のはなしでした。