サーフサイド沖縄

沖縄旅行・お役立ち情報
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2015.04.10

沖縄と本土の違いって?なぜ、沖縄の「牛乳パック」は、946mlなのか

こんにちは、沖縄で愛犬との旅を応援しています。

北海道出身、沖縄在住歴15年、なんとなく住みついた沖縄が好きになって、恩納村でペットと泊まれる宿をやっています、サーフサイドの佐藤裕介です。

ちなみに、愛犬がいなくても、犬好きならどなたでも大歓迎です。

 

最近、ちょくちょく書いている「沖縄と本土の違い」。

沖縄って、もちろん日本ですが、歴史的背景もあり独特の文化や風習があります。

そんな違いを知っていると、旅の楽しみのひとつになるんじゃないかなぁと思いながら、うちなーんちゅ(沖縄の人)と本土の人の中間的な視点で発信しています。

今日は、先日Facebookに写真投稿したら、反応のあった「牛乳パック」のはなし。

 

沖縄で売っている牛乳は、
クオーターガロン(1/4ガロン)=946ml
本土では、普通に1リットルで、売られている牛乳パック。
沖縄では、それにちょっと足りない「946ml」が普通。
そんなわけで、沖縄の牛乳パックが、なぜ「946ml」なのか?
沖縄が、アメリカ統治下に置かれていた頃。
本土復帰の2年前に、初めて沖縄に牛乳工場がつくられたそうです。
その時に入ってきた、機械や紙パックなどのサイズは、全て米国製。
当然、その容量を測る単位も、米国で使われているものが基本、「ガロン」です。
1ガロン=3758ml。
沖縄での牛乳作りは、それから始まったわけです。
本土復帰の時に、本土での容量「1リットル」に合わせようってことで、1リットルに近い「クゥォーターガロン(1/4ガロン)=946ml」で製造・販売するようになりました。
牛乳のパック売りは、沖縄の方が本土よりちょっと早かったそうです。
本土復帰した後も、本土から1リットル入りの飲料水が入ってきても、沖縄製造のパック入り牛乳は、当時と変わらず946mlのまま。
大手メーカーが販売するものも、沖縄ではやっぱり946mlなんですね。
ちなみに、名護市許田の道の駅に売っている、「おっぱ牛乳」は、とても美味しいですよ。
その「おっぱ牛乳」で作った「おっぱジェラード」もオススメです!
「へぇ~~」って思った人は、いいね!かシェアお願いしま~す(笑)