沖縄と本土の違いって?、「とー」ってコトバのはなし
こんにちは、沖縄で愛犬との旅を応援しています。
北海道出身、沖縄在住歴15年、なんとなく住みついた沖縄が好きになって、恩納村でペットと泊まれる宿をやっています、サーフサイドの佐藤裕介です。
ちなみに、愛犬がいなくても、犬好きならどなたでも大歓迎です。
今日は、沖縄のコトバの話を少々。
自分が沖縄に来た最初の2年間は、工事現場で働いていました。
どこの地方に行っても、ガテン系で年配の人って、方言全開の人って多いと思う、沖縄も然りです。
自分は、溶接職人だったんで、「ちゅんじゅくたっくわせ」って言われても…(笑)
ちなみに「念入りに溶接しろ」って意味。
でも、現場で言葉が通じないと、マジで危ないんで、けっこう一生懸命理解しようとしてました。
2001年頃、古宇利大橋の現場にて、
今は本島イチのドライブスポットです。
同じ言葉でも、使い方で意味が変わってくる言葉もあったりするから面白い。
たとえば「とー」
相手に何か行動をおこさせる時や、指示する時とかに聞く言葉。
・人に物を取ってもらう時などに、指示する「とー」
(最初は、ちょっと横柄な印象を受けた)
・高校野球でクリーンヒットが出ると「とー」
(ヨーシ!ってかんじ?)
・将棋で妙手を打つと「とー」
(腕組みしながら?)
・ストップ!という意味の時には、強く言う「とー」
(これは、現場のクレーン作業ではしょちゅう、分からないと事故の元)
・ビールを注いでもらう時、「もう、いいよ」と伝える時は、「とーとーとー」
(仲間内でよく聞くイメージ?)
たぶん他にも使うシチュエーションはあるだろうけど、自分が思いつくには、こんなかんじ。
沖縄に旅行に来たときに、居酒屋などで、地元の人の話に耳を傾けていたら、「とー」って聞こえてくるはずなんで、ちょっと意識してみたら面白いと思いますよ。
ただ、本土の人が使い方を理解せずに、ナンチャッテで使うと、不快感を与えることもあるので、要注意です(笑い)
そんなわけで、「とー」ってコトバのはなしでした。