プロ意識の塊、地域密着型のプロレスラー「グルクンマスク」
こんにちは、沖縄で犬も泊まれるB&B(洋風民宿)やっています、サーフサイドの佐藤です。
子どもの頃からプロレスが好きでした。
新日より全日派、ザ・ファンクスから始まり、ハンセン、ブロディ、テッドデビアス、そのあたりの外人選手が好きでした、日本人だとダントツで天龍源一郎。
サーフサイドを始めた頃は、WWEにハマってて、スカパーで録画したローとスマックダウンをラウンジで延々と流していたこともありました、サムライTVにも加入していたし。
最近は、YouTubeで昔の試合や気になる試合を見るぐらいなんで、全体のストーリーラインは全然分からなくなっちゃいましたが。
そんなプロレス好きの僕にとってたまらない場所でビジネスセミナーがありました。
ビジネスセミナーとは、とても思えないですよね(笑)
その場所とは「カデナアリーナ」。
名前の通り、米軍嘉手納基地で有名な嘉手納町にあります。
そう、この「カデナアリーナ」は、沖縄の地域密着プロレス団体である「琉球ドラゴンプロレスリング」の本拠地です。
琉球ドラゴンプロレスリングの代表は「グルクンマスク」、沖縄在住のプロレスラーでありマスク職人でもあります。
以前は、スペルデルフィンが代表を務めていた沖縄プロレスに在籍していて、その時のリングネームは「グルクンダイバー」でした。
沖縄プロレスが撤退した後、沖縄でのプロレス普及を目指し新たにプロレス団体を立ち上げた社長レスラーです。
両国国技館であった天龍源一郎引退興行では、獣神サンダーライガーと共に第3試合に出場していました。
ちなみに、グルクンさんは僕と同じ恩納村在住です。
素顔のグルクンさんとは、以前に一度だけ友人の結婚式で同じテーブルになったことがありました。
その時は、「一度試合見に行きましたよ~」と少し言葉を交わし名乗ったぐらい、まだ知り合いとも言えないぐらいの関係だと思ってました。
しかし、このビジネスセミナーの主催者が、会場下見する際に面白そうだから一緒に行ってみたんです。
そうしたら、不意に会ったグルクンさんが僕に対して、最初に言った言葉が、
「あれ!?なんで佐藤さんも一緒なんですか~?」
って驚いていました。
僕からしたら、グルクンさんが、一度しか会っていない僕の顔と名前が一致したことに驚きです。
さすがプロです。
プロレスラーは人気商売だし、ファンを大事にするのが当たり前なんだろうけど、この時のグルクンさんの対応は、まさにプロの鏡だと思いました。
「お客さんの顔と名前を覚える。」
商売やっている人からしたら、当たり前のことかもしれないけど、一度しか会っていない相手と不意に会って、とっさに顔と名前が一致するってなかなかできることじゃないと思います。
もう、これだけでグルクンさんの誠実な人柄が伝わってきて、完全にファンになりました。
実際、話をしても誠実そのものでしたし。
誠実な人柄が印象的なグルクンさん、今回のセミナー内容に感銘を受け、急遽セミナーの合間に特別試合を組んでくれました。
キャリア3年の首里ジョー選手VSキャリア1年のウルトラソーキ選手
とてもキャリア3年と1年の選手とは思えぬ試合の組み立て方、毎日の反復練習とグルクンさんの指導の賜物だと思います。
「プロとは、なんたるものか?」
体を張って、会場にいた全員に伝えてくれていたような気がします。
そうそう、話は変わりますが、グルクンさんはTwitterで日々発信しています。
沖縄とプロレスが好きな人はフォローしてみてください。
そんなわけで、プロレス好きのビジネスマンは、沖縄に来た際は「琉球ドラゴンプロレスリングの観戦」をスケジュールに組み込んで、グルクンさんのプロ意識に触れてみるといいと思います。
ゆるく楽しくいきましょう